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朝鮮学校を出発し、実際に東九条を歩きながら勉強しました。
東九条の事情にお詳しい立命館大学研究員の山本崇記さんにつとめていただきました。
京都といえば観光地として華やかなイメージが強いと思いますが、
今回のフィールドワークではそんなイメージの裏に隠された京都の素顔に触れることができました。
東九条は、JR京都駅の南、鴨川より東に位置し、京都で在日朝鮮人がもっとも多く住んでいるところです。
ここに朝鮮人が住むようになったのは、1920年代、土木工事や京都の地場産業のひとつである友禅染め関係の染色工場が多くあり、その末端の仕事に従事する者が多かったからことが要因でした。
(参考サイト:東九条マダン http://www13.big.or.jp/~madang/history/history.html)
↑昔はバラック小屋が並んでいた鴨川の河原
今は改良住宅が建てられ、河原もきれいになりました。
北から流れてくる川は東九条にくる頃には水量も減ってしまいます。
ときには日照りで涸れてしまい、ときには洪水で氾濫しました。
この地域がいかに住みにくい場所であったのかを知ることができました。
映画「パッチギ!」の撮影場所になった場所を見学したり、
在日1世の方々をケアしている生活センターをちょっとのぞかせてもらったり
かつて東九条マダンの練習場所になった公園で休憩したり・・・
「自分の考えている『歴史』というものがすごく狭いものであったということがわかった。
自分は今まで人のいない歴史を見てきたと思う。
これから自分に何ができるか、歴史をふまえて考え、行動していきたい。」
「東九条では様々なマイノリティが助け合う空間ができていて、
そういう空間がもっと広がっていけばいいなと思った」
「若い私たちがともに考え、語り合う場があるのはとても重要だと思いました。」
など、フィールドワークの感想をいただきました。
いまだに東九条に対する偏見や差別はなくなっていません。
今回のフィールドワークで得たものを、忘れずに日常の中でどう行動していくか?を
考えるきっかけになれば幸いです。
お忙しい中、講師をしてくださった山本さん、見学させていただいた施設の方々。
ありがとうございました!
そして、参加してくれたみなさま、本当にお疲れ様でした!
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