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みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
関西でも無事フォーラムを終えることができました。
フォーラム前に、京都では12月9日に【銀のスッカラ】という映画をみました。
【銀のスッカラ】は、フォーラムで講演していただいた伊藤孝司監督の作品の一つ。
ヒロシマ・ピョンヤンを見る前にぜひ、監督の作品に触れるべくみんなで鑑賞しました。
なんと、平日の夜にもかかわらず、
日本人学生6人、朝鮮人学生5人、ダブルの学生1人が集まってくれました!!
以下が映画の予告動画です。
様々な問題は残っていますが、国交のある大韓民国の植民地被害者を取り上げたドキュメンタリーが日本で数多く発表されています。けれども、国交のない共和国の被害者たちの声はなかなか日本に届きません。
監督はそのような現状の中、あえて共和国の植民地被害者たちを取り上げています。
【銀のスッカラ】は共和国内の軍需工場へ少年のときに強制連行された方を主人公にした映画でした。
映画をみて、強制連行・労働といえば、日本へ連れてこられるイメージがあったけれども、
日本企業が朝鮮半島で現地の人たちを搾取していたということに驚いた人もいました。
また、加害者である日本人として映画の主人公に心を閉ざされていた監督が、
被害者に信用されるまでにどれだけのプロセスがあったんであろうか。
というように、 問題や被害者に対する伊藤監督の姿勢から学ぶことがあるという感想もありました。
日本企業の戦後補償はまだまだ十分に成されていません。
いまだ十分な保障もせずに残存し、日本経済を支えている企業は数多くあります。
形式は違ったとしても、
そのような企業のなかには、資本主義経済の潮流にのって、
いまなお世界の貧しい国で搾取を続けているものもあります。
日朝関係や日本企業の植民地責任など、改めて考えるきっかけになりました。
関西の次回ブログでは、実際に伊藤監督をお招きしたフォーラムについて報告します。
どうぞ、お楽しみに〜!
14時:映画『ヒロシマ・ピョンヤン 棄てられた被爆者』上映会
15時50分:伊藤孝司監督のトークショー
場所:九州大学 箱崎キャンパス 箱崎理系地区 21世紀交流プラザ1講義室AB
入場料:学生500円、一般1000円
意見交換後、交流会。
お問い合わせ:日朝友好九州学生の会 nicchou_kyusyu@yahoo.co.jp
映画「ヒロシマ・ピョンヤン」
彼女の両手には、指ごとに包帯が巻かれていた。「どういうわけか指の皮がしょっちゅう剥がれ、薬を塗って包帯しないと血がにじむんです」と語る。指ばかりでなく、子どもの頃から消化器の病にも苦しみ続けてきた。李桂先さんが、自分の健康を蝕んできた原因を知ったのは2004年。広島から訪ねて来た母親は、病に苦しむ娘を見て広島市で被爆していることを告げた。被爆から59年。それまで母親が黙っていたのには、深い理由があった。
1952年長野県生まれ。フォトジャーナリスト。
日本の過去と現在を、アジアの民衆の視点からとらえようとしている。アジア太平洋戦争で日本によって被害を受けたアジアの人々、日本がかかわるアジアでの大規模な環境破壊を取材し、雑誌・テレビなどで発表している。また、日韓・日朝関係に関する取材にも力を入れている。
提言作成実行委員会の第2回目の勉強会を行いました!
今回は、既存の宣言や提言について学びました。
以下のような内容です。
長文ですが、ぜひ読んでみてください☆
第二回学習会の前半報告
①まずはじめに、日朝平壌宣言を要約し、その中身を共有しました。
日朝平壌宣言:
http://www.mofa.go.jp/Mofaj/kaidan/s_koi/n_korea_02/sengen.html(外務省HPより)
冒頭で、「不幸な過去」という表現があることを確認しました。
それから、植民地支配について日本側が謝罪する文章がある一方で、
経済支援がそれに続いていることを確認しました。
②続いて、鄭栄桓「「不幸」と「不正義」――「日朝平壌宣言」批判という文章を要約し、内容を共有しました。
http://gskim.blog102.fc2.com/blog-entry-4.html
植民地支配の過去を「不正義」ではなく「不幸」とする限り、
植民地支配責任の追及は回避されること、したがって謝罪と経済協力とは矛盾しない、
ということが書かれていました。
それから、冷戦期の国家暴力についても、共和国側のことしか書かれておらず、
日本政府による在日朝鮮人弾圧のことが書かれていないという指摘を共有しました。
③最後に、ブログ「日朝国交「正常化」と植民地支配責任」の
内容を共有しました。
http://kscykscy.exblog.jp/9273957/
まず、平壌宣言では植民地支配責任の問題が「日本無答責」となっていることから、
共和国が「大妥協」を呑んだ、という主張がありました。
さらに、「平壌宣言」と国交正常化は別のことなのに、「平壌宣言に則って国交正常化を!」と言うと、
朝鮮植民地支配に関する認識も平壌宣言と共有してしまうため、危険であることが書かれていました。
つづいて、岩波の『世界』に載った「共同提言 対北政策の転換を」については、
まず、「対北」とすることで、侵略・植民地支配の歴史をふまえた国交回復ではなく、
単に隣接する朝鮮半島の北部地域として国交を回復しようとしている問題が指摘されていました。
さらに、国交正常化によって変わるべきなのは共和国とされていて、日本が変わるべきという認識がないこ
とが指摘されていました。
その他、いろいろと提言の問題が指摘されていましたが、
基本的には、植民地支配責任を回避しているという点で、「平壌宣言」と「共同提言」は認識を共有しているということがわかりました。
●汲み取るべき点、反省点
今回の学習会では、まずなによりも、提言においては文面がすべてだ、ということを学びました。
「不幸」という言葉もうっかり使ってしまいそうな言葉ですが、言葉ひとつの選択が、
提言の姿勢を決定する以上は、自分たちの立場を明確にし、
書くべきことは明快な言葉で書かなければならないとわかりました。
また、植民地支配責任に関する立場と言及が、回避できない重要な問題であることもわかりました。
反省点としては、ネット上で読める文章しか取り上げなかったため、
信憑性について少し疑問が挙げられました。
発表者としては、書かれたものがしっかりしていればネット上でも問題はないと思っていますが、
後者のブログは匿名であることもあり、疑義が出るのは当然なので、著者がどういう人なのかわかる
資料をもっと用意すべきだったと思いました。
また、「大妥協」と言った言葉や「平壌宣言」についての厳しい批判を、どう受け止めるのか、
現場で闘っている人はそんなに割り切れないんじゃないかという議論も出ました。
発表者としては、「平壌宣言はだめだ」という結論ではなく、
まずはその問題点を共有したかったので、実践として提言を書いていく上で、
割り切れない部分も含めて議論を深めていく必要があると思いました。
最後に、私たちがひとつの提言を書く場合に、主語をどうするか、
それぞれの立場の違いを無化せずに、しかしひとつにまとめるにはどうするか、
という点の議論が欠かせないことを確認して学習会を終えました。
関西では以下のようなフォーラムを開催することになりました。
「わたしたちに今、何ができるのか?」を、考えるためのきっかけになればと思います。
多くの方のご参加をお待ちしております。
以下、転送・転載大歓迎!
○映画「ヒロシマ・ピョンヤン」上映
講師:伊藤孝司さん (フォトジャーナリスト)
[プロフィール]
1952年生まれ。(社)日本写真家協会会員。日本ジャーナリスト会議会員。
日本の過去と現在をアジアの民衆の視点からとらえようとしている。
日韓・日朝関係に関する取材に力を入れており、南北朝鮮での取材は65回。
著書に「平壌からの告発」「破られた沈黙」「アジアの戦争被害者達」など多数。
ビデオ作品は「アリラン峠を越えて」「銀のスッカラ」など。
今年7月に映画「ヒロシマ・ピョンヤン 棄てられた被爆者」を完成、各地で精力的に上映会、講演会を行っている。
○「日朝友好学生の会」活動報告
※「南北コリアと日本のともだち展」について
現在、朝鮮半島をめぐる情勢は、米朝の対話再開と関係正常化、朝鮮戦争の終結に向けて着実に歩みを進めています。しかし、日本は朝鮮民主主義人民共和国に対し、対話を放棄する一方的な制裁措置をとりつづけ、日朝平壌宣言も履行できずに、関係は断絶されたままです。文禄・慶長の役(壬辰・丁酋倭乱)を除いて長らく友好的であった日本と朝鮮半島の関係は、植民地支配から現在に至るまでの100年間、「友好」とは到底言えない状態であると言わざるをえません。
このような立場から、「日朝友好学生の会」は次世代を担う日本人学生と朝鮮人学生が主体となって、日朝の間に横たわる過去と現在の問題を見つめ、歴史の克服、関係の正常化と日本と朝鮮半島の真の友好関係構築のために、全国(関東、愛知、関西、広島、九州)でそれぞれ活動してきました。
そして今年2009年にこれら5つの会が全国ネットワークをつくり、《日本と朝鮮半島の〈次代〉を創るフレンドシップキャンペーン》を行い、全国ネットワークとして連携しながら、次世代を担う若者である日本人学生と朝鮮人学生の対話と交流を促進し、過去と真摯に向き合い、昨今の情勢を見据えて、日本と朝鮮半島の新たな関係をみなさんと共に考えていきたいと、全国各地で様々な取り組みを行ってきました。本フォーラムは、このキャンペーンの集大成として、関東と関西の2箇所で開催されます。
関西では「私たちから始まる日朝友好」をテーマに、現在につながる過去を直視し、真摯に向き合う「実践活動」に焦点を当て、これからの日朝友好活動について提示したいと考えています。
本フォーラムが、日本と朝鮮半島の真の友好関係の構築、そして東北アジアの平和と繁栄のための一助になることを願います。
11月~12月末まで、日朝友好学生の会では全国で連携をとり、
「フレンドシップキャンペーン」を、展開することになりました!
あなたの地域でも、イベントがあるかもしれません。
ぜひ、足を運んでいただけたらと思います!!
以下、転送・転載大歓迎!
☆━━━‥…・start・‥…━━━☆
☆*゜゜゜*☆*゜゜゜*☆*゜ J A P A N - K O R E A f r i e n d s h i p ゜*☆*゜゜゜*☆*゜゜゜*☆
日本と朝鮮半島の<次代>を創るフレンドシップ キャンペーン
☆*゜゜゜*☆*゜゜゜*☆*゜゜゜*☆*゜゜゜*☆*゜゜゜*☆*゜゜゜*☆*゜゜゜*☆*゜゜゜*☆*゜゜゜*☆*゜゜゜*☆
★・・・キャンペーン趣旨・・・★
現在、朝鮮半島をめぐる情勢は、米朝の対話再開と関係正常化、
朝鮮戦争の終結に向けて着実に歩みを進めています。
しかし、日本は朝鮮民主主義人民共和国に対し、対話を放棄する一方的な制裁処置をとりつづけ、
日朝平壌宣言も履行できずに、関係は断絶されたままです。
今、私たちは、日朝の対立関係による不安定な状態や交流の断絶、在日朝鮮人の人権への影響に異を唱え、訴えていく必要があると思います。
「日朝友好学生の会」は、次世代を担う日本人学生と朝鮮人学生が主体となって、
日朝の間に横たわる過去と現在の問題を見つめ、歴史の克服、関係の正常化と
日本と朝鮮半島の真の友好関係構築のために、全国(関東、愛知、関西、広島、九州)で
それぞれ活動してきました。
本キャンペーンでは、全国ネットワークとして連携しながら、相互の対話と交流を促進し、
歴史と真摯に向き合い、昨今の情勢を見据えて日朝関係を再考します。
そして、日朝関係の転換、東北アジアの平和と安定のために内外に発信し、
共に考えていきたいと思います。
★・・・キャンペーン期間・・・★
11月~12月末まで
★・・・キャンペーン期間の各地での活動内容・・・★
o○ 「日本と朝鮮半島の<次代>を創る学生フォーラム2009」 ○o
今年は関東(東京)と関西(京都)の2箇所で行います!!
。*†*。 関 東 。*†*。
○日時:12月19日(土) 13:30開場、14:00開始 (19:00終了予定)
○場所:東京大学・駒場キャンパス 5号館
○内容
・第1部 基調講演(講師:鈴木裕子さん[女性史研究家])
・第2部 パネルディスカッション
(鈴木裕子さん、熊谷伸一郎さん[『世界』編集部]、文泰勝さん[一橋大学院博士課程])
・第3部 分科別座談会
○参加費:学生500円、一般1,000円
。*†*。 関 西 。*†*。
○日時:12月19日(土) 11時開始予定
○場所:同志社大学・新町校舎(予定)
○内容
・第1部 映画上映会、写真・絵画の展示会
・第2部 基調講演(講師:伊藤孝司さん[フォトジャーナリスト])
その他、「日朝友好学生の会」実践報告など
・第3部 参加者による交流会(学生たちのサムル演奏などを行います。)
o○ その他各地での企画 ○o
。*†*。 関 東 。*†*。
-*-*-「日朝カレッジ(講演会)~東アジアの歴史問題と平和について~」-*-*-
第1回
○日時:11月13日(金)18:30 開場 19:00 開講
○会場:東京大学駒場キャンパス 5号館513教室
○講師:鄭 祐宗(チョン・ウジョン)さん(大阪大学大学院博士課程)
「戦後に継続する植民地主義①」
○参加費:500円(資料代として)
第2回
○日時:11月27日(金)18:30 開場 19:00 開講
○会場:東京大学駒場キャンパス 5号館
○講師:中野 敏男さん(東京外国語大学教授)
「戦後に継続する植民地主義②」
○参加費:500円(資料代として)
:*:--お問い合わせ:corea_japan_friendship@yahoo.co.jp(日朝友好関東学生の会)
。*†*。 京 都 。*†*。
*.━…‥‥…━…‥…━…‥…‥‥…‥…━…‥‥…━…‥‥…━.*:
南北コリアと日本のともだち展・京都絵画展
~絵とメッセージでつなぐ日本と朝鮮半島の子どもたち~
:*.━…‥‥…━…‥…━…‥…‥‥…‥…━…‥‥…━…‥‥…━.*:
■企画趣旨
「南北コリアと日本のともだち展」は、朝鮮半島と日本の友好・親善のために、わたしたち
市民ができることをやっていこうという思いのもと企画されました。絵画を通して朝鮮半島と
日本が交流をするこの企画は、今まで「南北コリアと日本のともだち展」(東京、「南北コリア
と日本のともだち展」主催)、「南北コリアと福岡のともだち展」(福岡、「南北コリアと福岡の
ともだち展実行委員会」主催)の2箇所で行われています。東京では2004年から毎年、絵
画展とワークショップがセットで行われています。福岡でも、2005年から継続的に行われ
ています。
本企画は、「南北コリアと日本のともだち展」実行委員会が掲げている「大韓民国・朝鮮民
主主義人民共和国・日本そして在日朝鮮人の子どもたちの絵を、ひとつの会場に展示して、
絵でお互いを紹介しあい、わたしたちの間にある壁を乗り越える第一歩に」するという趣旨に
賛同し、東京と福岡に続いて、京都でも絵画展を行おうとするものです。
市民交流、草の根交流の大切さが叫ばれて久しいですが、日本と朝鮮半島は真の意味
での交流をどのくらい達成できているでしょうか。顔と顔を合わせてのコミュニケーションは、
すべての交流の基礎です。「南北コリアと日本のともだち展・京都絵画展」は、子どもたちが
描いた絵を通しての交流ですが、どの絵も子どもたちの個性が出ていて、とても身近に感じ
られるでしょう。
京都、滋賀の10大学で開催!!入場無料!!
■展示会場、日時
・11月14日(土)、15日(日) 立命館大学・衣笠キャンパス 12:00~17:00
存心館2F705
・11月14日(土)、15日(日) 京都教育大学 10:00~18:00
(学園祭企画)
・11月20日(金) 同志社大学・今出川キャンパス 13:00~18:00
明徳館ラウンジ
・11月20日(金)~23日(月) 京都大学・吉田キャンパス 10:00~17:00(23日~18:00)
法経館第二教室
・11月25日(水)~27日(金) 京都精華大学 9:00~18:00(25日13:00~)
春秋館ギャラリー
・12月2日(水)~4日(金) 龍谷大学瀬田キャンパス (時間未定)
学生交流会館
・12月7日(月)、8日(火) 京都外国語大学 12:00~18:00
9号館6F ギャラリー
・12月16日(水)、17日(木) 京都造形芸術大学 時間未定
人間館本部棟 ラウンジ
・12月 京都女子大学(予定中!)
*佛教大学、立命館大学(BKC)は終了しました。
※各大学では上映会やワークショップなど様々な企画を用意しています!!
開催予定と展示の様子は、ブログで随時更新しています!
・・◇お問合せ
┃主催:「南北コリアと日本のともだち展」実行委員会
┃協力:日朝友好学生の会@京都、文化・学術・市民交流を促進する日朝友好京都ネット
┃TEL 075-756-0318(日朝友好京都ネット事務局気付)
┃E-mail koreakyotofriend@excite.co .jp
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・
。*†*。 兵 庫 。*†*。
-*-*-映画「ウリハッキョ」上映会&朝鮮学校パネル展示会-*-*-
①神戸市外国語大学
・日時:11/20(金) 17時~20時30分
※映画上映18時~20時30分
・会場:302教室
②神戸学生青年センター
・日時: 11/27(金) 16時~20時30分
※映画上映17時30分~20時
・会場:会館内のホール
③神戸女学院大学でも11月末に行う予定です。
。*†*。 九 州 。*†*。
-*-*-映画「ヒロシマ・ピョンヤン」上映会& 監督トークショー-*-*-
12月13日(日)
14時:映画『ヒロシマ・ピョンヤン 棄てられた被爆者』上映会
15時50分:伊藤孝司監督のトークショー
場所:九州大学 箱崎キャンパス 留学生センター内 国際ホール
入場料:学生500円、一般1000円
意見交換後、交流会。
お問い合わせ:日朝友好九州学生の会 nicchou_kyusyu@yahoo.co.jp
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