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「日朝友好学生の会」は、日本人と在日朝鮮人の学生が中心となり、過去の不幸な歴史と向き合いながら、フィールドワークや学習会などさまざまな日朝友好運動を展開しています☆
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2010年、4月1日より高校授業料無償化法が施行されました。

この法律の対象には、公立私立学校だけではなく、各種学校も対象とされていましたが、
実際は、31校の外国人支給対象とする中、「朝鮮学校」だけが除外されるという結果になりました。

このような民族差別に対して、全国各地で様々な運動が展開しています!

日朝友好京都学生の会としても、
このような不条理な対応に反対に声をあげるべく、自分たちにできる行動をしてきました。


3月は何度か街角で、情宣活動を行い・・・

2010030814540000.jpg

 ↑四条河原町で、町ゆく人々に訴えました。ビラもたくさん配りました。

心ない言葉をかけられることもありましたが、励ましの言葉をかけてくれる人もいました。

またチラシをみて、会のメールに応援メッセージをよせてくれた方もいらっしゃいました。

寒い風が吹くなかで、ビラ配りをがんばったメンバーもほんまにお疲れ様です!



しかしながら。

朝鮮学校に対して、高校無償化法案は適用されず
決定を先延ばしにされ・・・。

しかも、その決定には、第3者機関が設置されることになりましたが、
その機関の陣容は、非公開で行われるということになりました。

このような差別的な状況に対して、
一人でも多くの方に問題を理解していただき、反対の声を政府に届けるために・・・


5月29日、街頭にて署名活動を実施!!

2010052913330000.jpg 

2時間街頭に立ち続けた結果、

約200人の署名が集まりました!!

署名してくださった方々、
ほんまにほんまに、ありがとうございます!


この春を経て痛感したことは、
いかに「朝鮮学校」に対する情報がねじ曲げられ、
正しい歴史的経緯や情報を日本社会をもっていないのか。ということです・・・。

このような日本社会の認識を覆すための活動をがんばらねばなりません!

と、いうことで。

 次回19日には、以下のような緊急学生アクションを行います!!

 

朝鮮学校「高校無償化制度」除外反対!!
緊急学生アクション@KYOTO
 
2010.6.19(Sat)
 
14:00~ 街頭署名
(四条河原町・四条川端 両交差点)
17:00~ デモ行進
(八坂→京都市庁前 ※流れ解散になります
 
 朝鮮学校「無償化」除外反対!!
 
「高校授業料無償化法」(正式には「公立高等学校に係る授業料の不徴収および高等学校等就学支援金の支給に関する法律」)が41日から施行されましたが、430日の文部科学省が出した告示では、31校の外国人学校を支給対象とする中、同じ各種学校の外国人学校である朝鮮高級学校を除外しました。報道によると日本政府は朝鮮高級学校を審査対象に指定し、専門家からなる「第三者委員会」で無償化の対象にするかどうかを審査し8月頃に最終決定を下すとしています。
 
これは、日本政府による朝鮮民主主義人民共和国に対しての制裁措置を背景としており、教育の場に外交問題を持ち込み、不当に差別することに他なりません。
教育の場に差別を持ち込むことは、「法の下の平等」を謳った日本国憲法や「教育の機会均等」を定めた教育基本法に違反する不当な行為で、「教育の機会均等に寄与する」とした「高校無償化」の、目的にも真っ向から反する明らかな民族差別です。

朝鮮高級学校が、支給対象要件である「高等学校の課程に類する課程を置」いていることは、国公立を含めた日本の多くの大学が朝鮮高級学校卒業生の受験資格を認めていることからも明らかであり、日本政府が朝鮮高級学校の「教育内容」まで審査することは、教育における差別的介入であり、調査権限の濫用です。

こういった事態に対し、多くの非難の声が挙がっています。アムネスティ・インターナショナル日本による声明のほか、
9年ぶりに開かれた人種差別撤廃委員会の対日審査会合では、このような朝鮮学校除外に対して懸念を表明し、差別是正の勧告を発表しました。国際的な非難ばかりでなく、国内においても日弁連会長声明をはじめとした各地の弁護士会、教員、市民、NGOが今回の事態に対して是正を求める声明を発表しています。
 
今こそ民族教育権の権利実現を!!
 
 この事態が、歴史的な在日朝鮮人に対する「民族教育権」の侵害であることは言うまでもありませんが、日本政府の朝鮮民主主義人民共和国敵視政策による制裁措置という側面も見過ごしてはならないと考えます。

制裁措置そのものが、東アジアの平和と安定を阻害する要因であるばかりか、その矛先を在日朝鮮人の教育に向ける行為は許されたものではありません。

朝鮮学校の生徒や保護者たちの不安は計り知れません。そもそも「高校無償化法」に基づく就学支援金の受給権者は「生徒」であり、学校は事務処理の便宜上、それを代理受領するにすぎません。各種学校の許可を得た外国人学校の中で朝鮮学校のみがこの制度対象から除外されている現状は、それによる不利益を朝鮮学校に通う生徒と保護者たちに被らせることになります。

納税の義務を果たしているにもかかわらず今後、高校無償化の実施に伴い扶養控除額が引き下げられるため、朝鮮学校が無償化の対象になるまで保護者たちは、「給付なし、控除なし」の二重の差別的な取り扱いを受ける恐れがあります。
 
「第三者委員会」を認ない!!
 
 そもそも、「第三者委員会」なるものによって朝鮮学校のみを検討に付す措置そのものが差別的な事態であり、この委員会の如何なる判断もわたしたちは絶対に認めません。
 この問題が「真の意味」で解決に至るためにも、広く呼びかけていきましょう!!

呼びかけ:日朝友好京都学生の会

   
 6月19日、たくさんの方にお会いできるのを楽しみにしております!!

 

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